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<<   作成日時 : 2009/08/08 20:21   >>

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仏教について
仏教のことはだいたい知っていると思っていたが、実は意外と知らないことが多かった。以下、私のメモである。

釈迦はインドに実在した人で仏教の基本を作ったが、彼が仏教の全てを作ったとは言えない。
彼は、悟りを開いて仏=如来[インドの古語サンスクリット語で真理に達した人の中国語訳]となった。
如来とはインドの古語サンスクリット語で真理に達した人の中国語への音写=訳である。
釈迦如来とは仏になった釈迦と言う意味である。
仏になることが出来るのは人間だけでない。
阿弥陀如来は西方浄土にいて人を救う仏であり、毘盧舎那如来は宇宙的真理のことである。
阿弥陀如来を一番に信仰するのが、浄土真宗である。
京都東大寺の大仏は毘盧舎那仏像で、この如来を詳しく説いているのが華厳経。その教えを最高とするのが華厳宗である。
真言宗などの密教においては、毘盧遮那如来を大日如来と呼び、それを信仰する。
日蓮宗・法華宗では、釈迦如来を信仰する。
釈迦如来だけを現世の唯一の仏とするのが南方に伝わった小乗仏教であり、
釈迦如来は一つの仏であり、その他にも沢山の仏があるとするのが北方に伝わった大乗仏教である。
密教では、真理は言葉などでは表現できず仏の教えは師から直接伝えられる秘密の教えだとされる。
これ以外の宗派を顕教と言い、仏の教えは言葉に表すことが出来るとする。
日本では真言宗とやや密教度が薄い天台宗が密教と言える。
天台宗の祖・最澄、真言宗の空海は、奈良から平安にまたがる時代に中国の密教寺院で修行し日本に仏教を伝えた。
当時仏教はいわば貴族仏教であった。平安末期から新しい仏教の波が起こり、鎌倉時代に仏教は民衆に広がり、浄土宗(法然)、浄土真宗(親鸞)、臨済宗(栄西)、 曹洞宗(道元)、 時宗(一遍)、 法華宗(日蓮宗、日蓮) 等が次々生まれた。

さて、前述した如来等の名称は元々は古代イン語に由来するのだが、中国語に音写・当て字化され、日本には漢文でそのまま伝わった。だが、読み方は日本式に変化していった。
我々は、漢字からは音よりは意味を感じてしまう。
例えば南無妙法蓮華経の南無だが、その南無の漢字に特別の意味はないのだ。
こうしたことが仏教・仏教用語・お経などをより難解にしていると私には思われる。
当時文字を読めなかった民衆に対して、念仏を唱えることで救われるのだという新しい宗教が生まれた背景にはこうした事情も関係していると私は思う。

さて、阿弥陀・毘盧遮那如来・大日如来のように人ではなく、実体のない宇宙・自然の真理のようなものも仏と言う。
キリスト教でも、神、人間としてのキリスト、神の子としてのキリスト、が存在する。
一神教では、唯一絶対神だけが神である。仏教では神々もいち仏であり、また釈迦のような人間も悟りに至ると仏なのである。
悟りを得て仏に至る前の存在を菩薩という。
例えば、観音菩薩、地蔵菩薩などはそのままでは仏ではないが、いずれ仏になることが約束された存在であり、民衆の導き手として存在し、民衆の身近な信仰の対象となる。
チベット仏教のダライラマは、観音がダライラマの姿となって現世に現れ、人々を導いていると信仰されている。
弁財天や韋駄天等天と天という名がつくものはかつてはインドや西アジアに存在した神々だった。それが仏に従い、仏の守り神なり、信仰の対象となっていった。
不動明王や阿修羅などはかつて仏と対立した存在であったが、悔い改め仏の家来となりそして仏の守り手となり、信仰の対象となった。
キリスト教でも、キリストの弟子達・母は神ではないが、聖人・マリアとして信仰の対象となってきた。
一神教でも多くの宗派に分裂していった。
仏教の場合は、信仰対象が唯一絶対神ではないのだから分裂と言うより新しい宗派が次々生まれるのは必定と言えるかもしれない。
宗派間の争いは昔は血を流した争いであった。抗争は今も当然あるが、今日はだいぶ落ち着いてはいるようだ。

私は、個人的には密教は肌が合わない。
曹洞宗は、いわば救いを求めない、自然に生きるだけでよい、みたいな思想で好ましく良いのだが、座禅と言う形にこだわるのが変だし、座禅をするって言うのがイヤだ。
浄土真宗の教えが一番あっているように感じる。
だが、その考えが絶対的であるとか唯一の真理とはとうてい言えない。
いずれの考え方にも共感性と違和感が同時にあるのだ。
だが、私はキリスト教やユダヤ教イスラム教のような一神教には絶対的違和感・拒否感を感じる。

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