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みんなの「映画」ブログ


嗚呼満蒙開拓団・精神・その木戸を通って・美代子阿佐ヶ谷気分

2009/12/17 08:53
11月29日は寒く、30日は雨で池袋文芸座に行った。
二本立て。

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母なる照明

2009/12/16 10:11

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女子高生が殺害されます。かなり「猟奇的」姿で死体が発見されます。
母の息子が逮捕されます。
この息子は軽度の知恵遅れを持つ青年です。
ですが、この息子と母との関係はかなり「異常」です。
いかに知恵遅れであっても、息子と母親が同じ寝床で寝、乳までさわらせるのです。
母親は、息子の健康を心配して、息子が立ち小便をしている時それを覗きこみながら
息子に煎じ薬を飲ませたりするのですから。
この近親相姦みたいな濃厚というかかなり異常とも言える母・息子関係にも深い伏線が隠されています。
また、この息子は「馬鹿」と言われると、条件反射的にその相手に殴りかかるなど暴力的行動を取ります。
殺された女子高生は、貧しいため「売春」をし、その相手を携帯に撮っていた。
この女子高生は、彼女を買い、彼女をむさぼる男達、男を憎んでいた。

この映画では、雨のシーン、土砂降りの雨のシーンが多かった。
雨に特別な意味があるのだろうか、私にはわからない。

日本語のタイトル"母なる証明"の「証明」はその語感が強すぎ、
このゆがんだ母性を擁護しているように私には思えてしまう。
だが、この親子の行き末は心安らぐものでないことだけは確かだ。
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ゼロの焦点、笑う警官、カムイ外伝

2009/12/16 10:05
ゼロの焦点
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広末涼子は演技も台詞も下手であった。
登場するそれぞれの人々が戦争直後の社会の中でどのようにもがき苦しみ、
犯罪に走らざるを得なかったのかは伝わらなかった。
人生経験もそれほど豊かでない禎子が簡単に謎を解いてしまうのは無理がある。
まっ、いいか。
松本清張はタイトルをつけるのが上手い凄い。
点と線、ゼロの焦点、わるいやつら、けものみち、砂の器など。
焦点はわかるのだが、ゼロはどんな意味があるのだろう?

笑う警官
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B級のアメリカ映画の刑事物のぱくりだけの駄作であった。
冒頭と終わりにもの悲しいサックスが流れ、もうまるでかつての二流のアメリカ映画そのものの世界。
続くローマ字によるキャスト紹介にはあきれ、この映画の出来の予想が付いてしまった。
角川春樹が台湾マフィアの親分役で登場し、挙げ句の果てに日本刀を振り回し、
テーブルをひっくり返すシーンはアキレさを通り越してもうがっくりであった。

カムイ外伝
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白土三平原作・崔洋一監督というのでほんの少しは期待した。
白土作品を動く映像で、しかも短時間で描くのはもちろんたやすいことではないが、
残念ながら失敗作であった。
だが、B級はB級なりの楽しみ方がある、のである。

いずれにしても、映画は事前におもしろいか、つまらないかはわからない。
いわば、ギャンブルである。シニア料金1000円で2時間だから良しとするか。
劇場とビデオ・DVDの違いは、画面の大きさもあるが音響の差が大きい。
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映画ゆずり葉

2009/12/16 09:49
全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画『ゆずり葉』を見た[11/22]。
SPEEDの今井絵理子が準主役[主役のろう者の妻役]で出演している。

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私の正直な感想、佳作とは言えない。

「ろう者が脚本を書き、監督を行い、映像をつくる」というだけで価値があるとされる時代ではもはや無い。


この映画には、音楽がほとんど使われなかった。
私は、このことがかなり気になった。
音と音楽をどのように使おう、あるいは使わないと話し合ったのだろうか。

いずれにしても色んな事を考えた映画であった。

今回の上映が映画館ではなく、小画面・音響不十分の会場で行われた、という事情があったとしても
私はこの映画にB級上の評価を与えることは出来ない。
「理解・啓発・手話の普及」を無視し、徹底してエンターテイメントに徹するのが良かったのではないだろうか。
行く手には、名作「名もなく貧しく美しく」、その続編「父と子」が待ち受けている。
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テレビで映画・二本の秀作=『マイケル・コリンズ』、『裸足の1500マイル』

2009/09/10 11:55
二本の秀作映画をテレビで見た。
『マイケル・コリンズ』
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イギリスからの独立を目指すIRA共和国軍の運動を描く。
IRA共和国軍は、テロリストと言われ続けているが、もちろんイギリスに全ての責任がある。
イギリスはかつてのこの歴史的犯罪をどう償うのだろう。
そのひどさは、ヒトラードイツの比ではない。
イギリスは、アイルランドを始め植民地主義の歴史と、自国内の階級差別を克服しない限り
世界からの信頼も、自己の解放もあり得ないだろう。
映画としては決してA級とは言えないが、秀作であることは揺ぎない。

『裸足の1500マイル』
原題は、"Rabbit-proof Fence"=ウサギ防御フェンス
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オーストラリアに入植したイギリス人はウサギが牧草地を食い荒らすと言って
広大な大地にウサギ防御のためのフェンスを張り巡らした。
だがそのフェンスは、実際はオーストラリアの先住民・アボリジニの土地を収奪し、
彼らを隔離する者であった。
彼らは、子ども達を野蛮な生活から解放し、教育するためにと称して、
子ども達を強制的に収容所に収容・隔離した。
それに抗するアボリジニの少女三人は収容所を逃げ出した。
「石器時代の野蛮な生活をする」彼女たちは、執拗な追っ手の追跡をかわし、
2400キロも離れた母の待つ故郷に帰り着いた。
初めは、このフェンスを道しるべにしながら。
アボリジニ隔離・迫害政策は1970年代半ばまで続いた。

南アフリカのアパルトヘイト、オーストラリアのアボリジニ迫害、スペインの中南米侵略、
アメリカの先住民族のジェノサイド、アメリカの黒人奴隷、アメリカの現代の戦争、
ナチスのユダヤ人抹殺、イスラエルのパレスチナ人弾圧、
日本のアジア人虐殺、等々の歴史的犯罪はどのように贖罪されなければならないのだろうか。
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殯(もがり)の森・長い旅

2008/03/30 16:36
2008/3/30 sunday, fine after rain

I went to see movies at Bunbeiza.
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This movie won the prize in the Cannes Film Festival.
But, for me, it was not interesting.

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This movie won the prize in the Monte Carlo film festival.
But, for me, it was not interesting.
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映画/ブラッド・ダイヤモンド

2007/03/20 10:53
ブラッド・ダイアモンド
2007/3/19:NTTコミュニケーションズ主催の試写会・中野サンプラザ



期待はしていなかったが、やはりというかB級の上映画。
アカデミー賞5部門ノミネートと前評判だが、アカデミー賞なるものはそもそも全くのインチキとしか言いようのない代物。
ノミネート=良、と言うことでは決してないのだが、騒がれると一見したくなる。
『硫黄島からの手紙』は、『父親達の星条旗』とテレビ広告で予想がついたので流石に行かなかったが。
ストーリーのディティールについて文句を言ってもしかたないのだが、
二人の主人公が絶体絶命の危機を、激しい戦闘を何度も生き抜いたり、
そのくせ、敵側=非政府軍や傭兵部隊は野心と暴力の残虐さだけで、細心の警戒心もないし・その間抜けさぶりなどは、愛敬としても、
ソロモンがたまたま見つけたピンクのダイヤをいとも簡単に監視の目を盗むことができ埋めることもできる、
その地は内戦の戦闘が激しく何の目印もないその場所にほとんど難なくたどりつき、
ダイヤを掘り返し・奪い返してしまう。
おかしいのは、埋めた時は素手で10cmほどの深さに埋めたのに、掘り出す時はスコップを使ってもなかなか出てこない深さにはあれあれ。
掘り出した後、いとも簡単にイギリスに運び込んでしまう
[ここまでに時間を使ってしまったので、アーチャーが死んだ後は“あっ”という間にストーリーが展開し終わってしまう]、
主人公の男女が簡単に恋に落ちてしまう、
など、あまりに無理が多い。



それにしても2時間半は長すぎる、ストーリーに関係ない戦争戦闘シーンなどははらはらドキドキのためとしか思えない。不要だ。
問題を、ダイヤ利権・少年兵問題・内戦・食料援助問題などあれもこれも入れたいとの思いはわかるのだが、編集・ストーリー展開が荒っぽすぎて、後一・二カット入れた方がわかりやすいと思うか所で、パッパッとシーンが変わってしまいのがいくつかあった。
結局、生き抜き、勝利するのはソロモン、つまりは家族愛、というわけ。
家族愛で生き抜けるならこんな悲劇はない、
どんなに家族を愛していても悲劇は、出来事はそんなこととは無関係に容赦なく残酷に襲いかかるのであって…。
そもそもこの映画のモチーフはそんなとこにはないか。
主人公のアーチャー[ディカプリオ]の役は宝石の密売人なのだが、悪人に徹しきれないのだ、マディーも騙し・利用し、最後にダイヤ発掘者のソロモン親子を殺し、追っ手を皆殺しにして見事に逃亡し、“TIS=This is Africa”と煙草をくゆらす方がよい。あるいは、その後巨大な組織から密かに抹殺される、と言う展開の方がいい。

先進国は、これまで、アフリカをさんざん食い物にし、侵略・略奪し放題であった。
奴隷・象牙・毛皮・石油・ダイヤ・金。
特に奴隷については先進国は果たしきれない責任を負っている。
アメリカの今日の礎を築いたのは彼らであり、彼らなしに今日のアメリカはない。
象牙・絶滅危惧種などについて今日欧米諸国はもっともらしく保護を言うが、
これまで、そして今も地球環境を破壊し生物を絶滅に追いやっているは彼らではなかったのか。

この映画も、少年兵問題・ダイヤの密輸問題・アフリカの食料問題を確かに問題提起しているが、それらはどうも付け足し、つくづくアメリカの商業映画のうすぺっらさ、ヒューマニズムのいやらしさに嫌気がさす。
娯楽映画であるならそうした問題はもっと付け足しというか、背景であって良いのに、「いかにも」って感じがヤなんだな。
この映画はデカプリオのための映画なのだから、そこにもっと工夫と力を注げばいいのに。
ダイヤの密売の真相を追うジャナリスト・マディーのジェニファー・コネリーはとてもきれいだが、彼女がどうしてアーチャーに恋してしまうのかはご愛敬として、
ベッドシーンがなかったのは何より良かった。

中野サンプラザはとても大きい、2000人以上入るようだ。
7分くらいの入りだろうか、試写会としてはかなりの盛況で、開場時には長蛇の列だった。
スクリーンは意外と小さい、これは映写機が2階席にあるからか。
右後方の席に座ったが、スピーカーが近かった。
右後方からサブ音声が聞こえるはとても良いのだが、
効果音がどうもステロタイプでまたやたら大きいだけのような気がする。

寒い日が続いていてウォーキングする気がおきない。




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クジラの島の少女

2007/02/12 16:26
クジラの島の少女/2007.2.12
/東京国立博物館特別展・マーオリ―楽園の神々―クジラの島の少女上映会


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2003年ニュージランド[102分] トロントト映画祭観客賞、サンダンス映画祭ワールドシネマ部門観客賞他
映画としてはB級の出来、ストーリーが単純過ぎる、また海や空の美しさも映像化していない。マオリの人々の歴史やその伝統も良く描いてはいない。
期待してだけに残念。
劇場で上映された時見られなかったのでこの映画のために行った。
平成館講堂は約400席と大きく、観客は250人ほどであった。

本館・東洋館を見学してきた。
混んでいなかった。
館内はフラッシュを使わなければ、一部を除いては撮影できる。
一部とは、展示品所有が博物館以外のもの。
一時的に借りているようだ。
館内はかなり暗いが試しに撮ってみた。
フラッシュなしでもかなりきれいに撮れた。
特別展を見なければ、入場料は600円。

日光菩薩座像
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阿弥陀如来立像
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涅槃像
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横山大観・雲中富士
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博物館内・表慶館
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国立科学博物館
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『ミイラと古代エジプト展』をやっていて、写真右が入り口だが、左隅までたくさんの人が行列して入場を待っていた。
写真左奥は、白ナガスクジラ原寸大オブジェ

国立西洋美術館
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輪王寺・両太子堂
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上野公園は賑わっていた。
桜が咲いていた、暖かく、すっかり春もよう。
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2007.1.13映画を見た。

2007/01/14 10:11
1/6(土)〜19(金)アジア映画の輝きVol. 2
映画を通してアジアを見る
3回目/池袋・新文芸座
2007/1/13

『ディア・ピョンヤン』
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ベルリン国際映画祭・最優秀アジア映画賞受賞/サンダンス映画祭・審査員特別賞受賞/山形国際ドキュメンタリー映画祭・特別賞受賞/第10回 韓国・プサン国際映画祭正式出品/2005年/日本/カラー/デジタルベーカム/107分/
撮影・脚本・監督:梁英姫(ヤンヨンヒ)

見たいと思っていた映画だ。
ヤン・ヨンヒさんは大日2世の映像作家。
朝鮮総連幹部の父母、そして、ピョンヤンで暮らす3人の兄とその妻子など、家族を10年に渡って撮り続けたドキュメンタリー。
総連幹部と言うことで北・ピョンヤンにかなり自由に出入りできるらしい。
父と娘の掛け合い漫才のようなおしゃべり(インタビュー)にさすがの「気取りの文芸座」にもかすかな笑いが生ずる。
ピョンヤンの兄たち家族は霜焼けができるほど厳しいというが、
室内も衣服も食事も立派で立派なピアノまである、どんな仕事をし、どんな生活実態なのか、は画面からは伝わってこない。
ピアノ演奏など長すぎて嫌みだった。
団らん撮影中に停電したのに平然といていたのは日常的なのだろうか。
最後になって、父親の軟化するがそれは年のせいだけではなく、昨今の情勢の変化が大きいのだと思う。
小型カメラしかもかんりの広角レンズでの撮影なのか建物などが円形になるのは惜しかった。
頑固な活動家の父親をここまで解放的にさせたのは、
両親のキャラ、末っ子で兄弟とは歳がうんとはなれ、唯一の娘という親子関係、
と思うのだが、ヤンさんの力も大きいと思う。
父親は総連幹部とだけ言うが、仕事や家計などは紹介されないが、かなり裕福と思われる。
そこいら当たりもさりげなく紹介し、ピョンヤン訪問などはもっとさりげなくし、
よりテンポある映像にしたらもっと良かったな、と思った。
重たいテーマをユーモア・笑いの中で描けたのはヤンさんの力なのだろうな。
また、母親の力かもしれないと思った。


『送還日記』
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サンダンス映画祭表現の自由賞、キム・ドンウォン(金東元)監督
貴重な作品だ。だが映像がきたなく荒いのが残念だ。
映画としての評価は難しい。
例えば、この非転向政治犯が拉致工作員、破壊活動、暗殺スパイを任務とする人だとしたらどうなのだろう。
南からも同じように破壊工作員・スパイが北に潜入した。
だから、戦時下なのだから全てが許される、と言えるのだろうか。
あるいは、そうした「犯罪者」が刑を受けるのは仕方ないことなのだろうか、
当然なことなのだろうか。
朝鮮戦争以来北朝鮮とアメリカは戦争状態にある、
アメリカは犯罪集団どころではなくテロ国家としてベトナム・アフガニスタン・イラン・南米・アフリカと全世界で戦争と破壊をしている、
だからといって今日北朝鮮の拉致や覚醒剤が容認されるものではないだろう。
7.4南北共同声明以来紆余曲折はあるものの、何度が南北の対話・交流・統一が現実的になるかもしれないという時代はあった。
この映画の背景、映画を作った人々は、そうした時代、そう北から南下してきた労働党の地下・支部としてではなく、韓国内部で韓国軍事独裁政権への自主的抵抗民主祖国統一派として歴史に登場してきた人々=この映画にも登場していた徐京植(ソキョンシク)・徐勝(ソスン)さんや日本での「在日韓国民主統一連合」(総連系も入っているが)などではないだろうか。
韓国がアメリカの傀儡的で軍事独裁から民主的国家になったのはそんなに古くはなくつい最近のことだ。
非人道的なのは何も北だけでなく、南もアメリカも同様であった。
金日正のチェッチェ思想=主体思想は確かに歴史的意味があった。
つまり、それは、日本に帝国主義支配を受け、民族のアイデンティティを喪失しつつある時、アメリカ・ソ連・中国に囲まれた小国北朝鮮が自分の独自性を発揮するには主体的・独自的であることが何より問われた。
だが、ソ連・中国の狭間でその独自性主体性を発揮することは至難ではなかった。
活動実績のない金日成を革命英雄に作り上げ、その元に団結することは北にとって生き残りのための重要な政策だったのだろう。
主体思想はマルクス主義とも共産主義とも全く関係ない思想ではある。
さらに38度線で分断されたのは、日本の影響=つまり38度線の北は旧満州国軍の支配、南は日本軍の支配されていたことに依るという。

朝鮮半島の抱える難しさは、つまるところ韓国・北朝鮮の自己責任と言うより、
アメリカ・ソ連・日本・中国といった帝国主義・強大な社会主義の世界レジュームが押しつけたものだ、言える。
韓国と韓国社会がこうした映画をかなり自由に作ることができる社会になったと言うことなのだろう。
非転向政治犯がその生き方・考えを変えなかった一つは、
敵・攻撃する側の非人間性のあまりのひどさにあった、
つまりあまりの非人間性に拮抗する人の人間性はより豊かに広くなるのではないか、との監督のコメントは印象に残った。
そうかもしれない、と思った。
マインドコイントロールや狂信性や思想性にその根拠を求めることも出来るかもしれないが、弾圧があまりに非人間的残虐性を帯びる時、人としての良心・誇りがそれにうち勝つことが出来るかもしれない、との言い方はとても優しい。

だが、今の北朝鮮の現状を希望としては語ることは出来ない。
果たして、北は、南は、変わることが出来るのだろうか。
日本は、世界は憲法九条を必要としない社会を築くことが出来るのであろうか。

上映時間148分は何とも長すぎる。
必要ないと思われるシーン、長すぎるシーンも多々あった。
もっとテンポある編集の方が良いと思った。

本日の2本は見ていても大変疲れた。
現実はもっと重くつらいのだが。
「アジア映画の輝きU」は19日まで、モンゴル映画も見たいが日程的に無理だろう。
考える映画も良いが、楽しく笑えるだけの映画も見たくなる。


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2007.1.8映画を見た。

2007/01/08 19:04
1/6(土)〜19(金)アジア映画の輝きVol. 2 映画を通してアジアを見る・2回目/池袋・新文芸座 2007/1/8

単騎、千里を走る
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日本側監督は降旗康夫だが、事実上は、『紅いコーリャン』(87) ,『HERO』(02)等の監督の張芸謀(チャン・イーモウ)の作品で、である。
あまり期待作はしていなかったが、その通りで感動は今一、佳作とは言えない。
主演の高倉健はしゃべらないと独特の表情をしているが、しゃべると下手くそ。
そもそも小さい頃の息子を抱きしめた記憶もなく、思い切って笑ったり言い合ったこともない親子であり、妻の死を契機にほとんど全ての親子関係が無くなった、と言うこの映画の重要な背景が、お互いが孤独で不器用であったという説明だけではわからない。
登場人物に一切悪人が出てこない。全て善人で親切というのも出来過ぎで、
踊りの名手が刑事事件を犯す理由もちょっと薄弱、とストーリーは全体的にちょっと無理があるのだが、
中国が、日本人を侵略した日本人・ぶつかり合っている日中ではなく、一人の人間として見ようとしていること、ギクシャクしている日中関係を中国側から新しい視点から捉えようと日本にボールを投げかけているように私には思える。
そして、世界遺産の麗江(少数民族ナシ族の町・シャングリラの町)は何とも美しく雄大、石頭村の長卓宴と呼ばれるナシ族に伝わる伝統的なもてなしの宴・ずらりと屋外に並べた机の上にそれぞれが食べ物を持ち寄り、村をあげて客人をもてなすというもので、今も実際に行われているという。
それは、聖なる山・玉龍雪山に登る竜の姿といわれる、このシーンはその行事に合わせて撮影したのか、この映画用に設営したのだろうか、などと映画には関係なことを思った。
中国での試写会の時もコンサート会場と試写会会場のドームを結ぶ通路にこの長卓宴が設けられ、並べた机の長さは300mになったという。
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ガイドは本物のガイドで、踊りの名手役・村長役など現地の人はほとんど素人と聞く。それがとても良い味を出している。
寺島しのぶはとてもきれいで、押さえた演技が素敵だった。

力道山
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監督は、韓国のソン・ヘソン、出演は力道山にソル・ギョング、その妻・ 中谷美紀 萩原聖人 鈴木砂羽 山本太郎 船木誠勝 藤竜也 武藤敬司 橋本真也、2005年作品。
制作は日韓、149分の上映時間は長すぎで途中であきてしまった、必要ないと思われるエピソード・シーンが多すぎると思った。
韓国人でありながらそれを秘匿しなければならなかった力道山の栄光と挫折の伝記的フィクション。
相撲界を初めとする日本での朝鮮差別・純粋にスポーツとは言えないショウビジネスであるプロレス、そのプロレスは設立当初から暴力団との結びつきなしにその設立もその後の隆盛もなかったと言われるプロレス、という二つの事柄が力道山をヒーローにもし、また挫折へと追い込んだと言える。
実像の力道山はどうであったのかわからないが、
彼がプロレスが実力だけの世界だと思っていたらそれは彼の大きな錯覚・幻想だし、
暴力団に拾われ、その力で時代の寵児になったのにそれと無関係にプロレスが生き残れると思ったのならそれも大きな間違いだし、
本当にそうだと思ったらそれはきれい事過ぎる。
些細なことでケンカし敵を作り、恨みを持った奴が殺しに来るかもしれないと思うような強迫観念に襲われそれから逃げるために薬(=精神安定剤と思われるが)依存になったり、
身近に助言者がいない、などすべてを貧困の生い立ちと民族差別のせいにはできないないが、人間力道山の悩みや苦闘の心の底まで掘り下げて描けてはいない。
もっとも、それはこの映画の目的ではないが。
日韓合同制作の限界もあるように思えた。
たけしの『血と骨』と比較してどうであろうか?
実際のプロレスラー・船木誠勝、武藤敬司、橋本真也らが出演しているのも楽しいし、また、実在した、柔道界からプロレスに入った木村政彦、東富士、吉村、大木等を連想させる人々が登場するのも楽しい。

10:30第一回上映から入場、観客は150強。
新文芸座はきれいになったが、場内がシーンとしている、静かなのである。
おかしい時もあまり笑いがしないし、食べる音はほとんどしない。
二本立てだから、食べず・飲まずじゃもたないよ。
映画は気取らず、もっと楽しく、気軽がいいね。
寄席なんか飲んで食べてだよ。
今日も、上映中に携帯で時間を見ていた人がいたと劇場に苦情があったそうだ。
イヤハヤ。

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タイトル 日 時
2007.1.6映画を見た
2007.1.6映画を見た 1/6(土)〜19(金)アジア映画の輝きVol. 2 映画を通してアジアを見る/池袋・新文芸座 2007/1/6                  『亀も空を飛ぶ』 ...続きを見る

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2007/01/06 17:18

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